切幡寺

第10番切幡寺(きりはたじ)

【山号】

得度山 (とくどざん)

【院号】

灌頂院 (かんじょういん)

【寺号】

切幡寺

【札所番号】

第10番

【開基】

弘法大師

【駐車場】

2台無料

【宿坊等】

無し

【本尊(祭神)】

千手観世音菩薩

【ご詠歌】

欲心をただ一筋に切はた寺後の世まで障りとぞなる

【ご真言】

おん ばざら たらま きりく

【宗派】

高野山真言宗

【所在地】

〒771-1623  徳島県阿波市切幡字観音129

【電話番号】

0883-36-3010

創建は弘仁年間(810年 - 824年)、開基は弘法大師空海と伝えられています。
女人即身成仏の寺として知られ、女性の信者が多い お寺です。

この地で修行をしていた弘法大師空海は、結願の7日目に、綻びた僧衣を繕うため、
機織の娘に継ぎ布を求めると、娘は織りかけの布を惜しげもなく切り裂き差し出しました。
これに感激した弘法大師は、何か望みはないかと尋ねると、娘は、亡き父母の供養のため
千手観音を彫ってほしいということと、自分も仏門へ入りたいと答えました。
そこで千手観世音菩薩像を刻み、娘を得度させ、灌頂を授けると、娘はたちまち即身成仏し、
千手観音の姿になったという故事にちなんで、お寺の名前は得度山 灌頂院 切幡寺となっています。
後に嵯峨天皇にこの事を伝えると、娘が転じた千手観音を本尊として堂宇が建立されました。

本堂は拝殿土間と本堂と奥殿の三重構造で、大塔の本尊であった大日如来が奉られ、
奥殿には秘仏の南面千手観世音菩薩と北面千手観世音菩薩の二体が奉られています。

山門を抜けて参道を進むと経木場、その横からは333段の長い石段があります。
途中に女厄坂(33段)と男厄坂(42段)。
正面奥に本堂、その右に、右手にはさみを左手に布を持つ、故事の娘のはたきり観音像。
本堂手前の右側には大師堂、左側には不動堂、その先の石段を上ると重要文化財の二重方形塔婆。

国内の二重塔では、初層も二層も方形という形式で現存しているものはこれのみとされています。
さらに奥に進むと奥の院があり、真言宗八祖の肖像画が掲げられています。

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参拝記録

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