【山号】
【院号】
【寺号】
【札所番号】
【開基】
【駐車場】
【宿坊等】
【本尊(祭神)】
【ご詠歌】
【ご真言】
【宗派】
【所在地】
【電話番号】
切戸文殊、安倍文殊と共に日本三文殊の一つに数えられる土佐の名刹・竹林寺は、
南海第一道場とされ、学僧・名僧が集まる学問寺院としても知られ、
高知市街と浦戸湾を望む標高146mの五台山にあります。
山全体が高知県立都市公園になっています。
四国八十八ヶ所の内、文殊菩薩を本尊とするのは竹林寺のみです。
本尊の文殊菩薩は秘仏で御開帳は50年に一度。(前回の公開は2014年秋)
境内は緑豊かで広く、文化財も多く、見所の多いお寺です。
創建年は神亀元年(724年)、開基は行基上人と伝えられています。
唐の五台山に登り、文殊菩薩から教えを授かる夢を見た聖武天皇は、
行基上人に日本国内で五台山に似た霊地を探し、堂宇を建立するように命じます。
行基上人は山容の似たこの地を天皇の霊夢に相応しいと感得し、
栴檀の木に文殊菩薩像を刻み本尊とし、山上に堂宇を建立し安置しました。
その後、大同年間(806〜810年)に弘法大師空海が滞在して瑜伽行法を修法し、
荒廃した堂宇を修復し、四国霊場三十一番札所に定められました。
江戸時代は、土佐代々藩主の帰依を受け、藩主祈願寺として栄え、
文保2年(1318年)には高名な臨済宗の学僧、夢窓疎石が五台山西麓に吸江庵を結び
修行をし、明治初頭の廃仏毀釈により一時衰微しますが復興し今日に至ります。
境内には、金剛力士(仁王)像を安置した入母屋造楼門(山門)、本堂(文殊堂)、
大師堂、総檜造りで鎌倉時代初期の様式の県内唯一の五重塔、客殿、庭園、
一言地蔵、聖天堂(歓喜天)、五智如来石像、子安地蔵、稲荷社、
虚空蔵菩薩堂などがあります。
西芳寺などを手掛けた庭造りの名人、夢窓国師の作と伝えられる庭園は
乗合寺庭園、清原寺庭園に並び高知県三名園の一つで、国の名勝にも
指定されています。入場料は400円(宝物館と共通)です。
県指定保護有形文化財には客殿、梵鐘、文殊菩薩座像懸仏、
土佐二代藩主山内忠義によって建てられた入母屋造、
杮葺きの本堂(文殊堂)と仏像17体は国の重要文化財に指定されており、
12体は宝物館で見ることが出来ます。
文殊菩薩獅子座ならびに四侍者像は平成26年以降、本堂厨子内に移座し、
秘仏本尊文殊菩薩とともに祀られ普段は公開されていません。
竹林寺西境内は平成22年4月にめぐりのもりとして生まれ変わっています。
境内ではお守りと共に竹林寺羊羹も売られています。
奥の院には本尊を不動明王とする船岡堂があります。
このお堂は廃仏毀釈によって廃れていた竹林寺の再興に尽力した
住職船岡芳信和尚に因ちなんで建立されました。
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