第16番
観音寺
(
かんのんじ
)
【山号】
光耀山
(
こうようざん
)
【院号】
千手院
(
せんじゅいん
)
【寺号】
観音寺
【札所番号】
第16番
【開基】
弘法大師
【駐車場】
8台無料
【宿坊等】
無し
【本尊(祭神)】
千手観世音菩薩
【ご詠歌】
忘れずも導きたまえ観音寺西方世界の弥陀の浄土へ
【ご真言】
おん ばざら たらま きりく
【宗派】
高野山真言宗
【所在地】
〒
779-3123
徳島市国府町観音寺49-2
【電話番号】
088-642-2375
天平13年(741年)一つ前の札所の国分寺と同じく、聖武天皇の勅願により行基菩薩が建立し、
弘仁7年(816年)に弘法大師空海が巡錫(じゅんしゃく)の際に、千手観音像を刻み本尊としたため、
現在の寺名の「光耀山(こうようざん)、千手院(せんじゅいん)観音寺」に改められました。
千手観世音菩薩の霊験を受けたお遍路さんの話が今なお語り継がれています。
脇侍には煩悩や魔を祓うとされる不動明王と仏法を守るとされる毘沙門天が安置されています。
天正年間(1573 - 1592年)に長宗我部元親の兵火によって焼失し、
万治2年(1659年)に阿波藩主蜂須賀光隆の支援を受け、宥応法師によって再建され今日に至っています。
寺宝は弘法大師の筆跡を刻印したものとされる光明真言印判と寺史の詳細が記されている観音寺縁起 1巻。
歴史を感じさせる荘重な山門をくぐると左手に子どもの夜鳴きや病気平癒、健康や成長にご利益が
あるとされる夜鳴き地蔵尊、本堂前には水子地蔵尊、仏足石、修行大師像が安置されています。
本堂右には八幡宮と阿波国総社宮を合祀した神社があります。
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