法輪寺

第09番 法輪寺 ( ほうりんじ )

【山号】

正覚山 ( しょうかくざん )

【院号】

菩提院 ( ぼだいいん )

【寺号】

法輪寺

【札所番号】

第09番

【開基】

弘法大師

【駐車場】

1台無料

【宿坊等】

無し

【本尊(祭神)】

涅槃釈迦如来

【ご詠歌】

大乗の誹謗も科もひるがえし転法輪の縁とこそきけ

【ご真言】

のうまく さんまんだ ぼだなん ばく

【宗派】

高野山真言宗

【所在地】

〒 771-1506   徳島県阿波市土成字田中198-2

【電話番号】

088-695-2080

創建は弘仁6年(815年)、開基は弘法大師空海と伝えられています。

のどかな田園風景の中にひっそりと佇む法輪寺。「田中の法輪さん」と呼ばれ親しまれています。
古くは「白蛇山 法林寺」。昔は現在より4キロ北の「法地ヶ渓」にありました。

巡錫中(じゅんしゃく)の弘法大師空海は、そこで仏法を守護する白蛇に出会い、
四国霊場では唯一の釈迦如来涅槃像を刻み、本尊としました。
秘仏とされており、御開帳は5年に1度。(最近では2014年)向って右に薬師如来坐像、
左に釈迦如来坐像、その左に弁財天。

天正10年(1582年)に長宗我部元親の兵火により焼失し、正保年間(1644年 - 1648年)に
現在地に移転、再興され、現在の山号、寺号に改められますが、安政6年(1859年)に
またも火災で鐘楼堂以外は全焼してしまいます。
現在の堂塔の再建は明治になってから。
山門(仁王門) は入母屋造楼門、奥に本堂、その右側に大師堂。本堂向かって左側に参拝者休憩所、
納経所等。寺宝に高野山奥の院御廟で入定されている弘法大師の御衣替えされた衣があります。
健脚祈願の「足腰お願いわらじ」は納経所にて。

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