大山寺

第01番 大山寺 ( たいさんじ )

【山号】

仏王山 ( ぶつおうざん )

【寺号】

大山寺

【札所番号】

第01番

【開基】

西範僧都

【駐車場】

有無料

【宿坊等】

無し

【本尊(祭神)】

千手観世音菩薩

【ご詠歌】

さしもぐさたのむちかひは大山の 松にも法の花やさくらむ

【ご真言】

おん ばざら たらま きりく

【宗派】

真言宗醍醐派

【所在地】

〒 771-1320    板野郡 上板町 神宅 大山 14-2

【電話番号】

088-694-5525

四国別格二十霊場の第1番札所であり、四国三十六不動尊霊場の第1番札所でもある徳島県板野郡
上板町の大山寺(たいさんじ)。

西範僧都(せいはんぞうず)による開基で、創建年は500年前後、阿波で最初の仏法道場とされており、
本尊の千手観世音菩薩は縁結びと開運に霊験あらたかであると伝えられています。

平安時代前期に大山寺を訪れた弘法大師空海は伽藍を整備し、恩師である恵果和尚より授かった
千手観世音菩薩を本尊として奉安、密教道場に適した場所であるとして山号を仏王山に、
印度の須弥山にちなんで大山寺、としました。

築約250年の本堂、大師堂、回廊、鐘楼門は登録有形文化財となっています。
長い歳月を感じさせる趣のある山門には、室町期の作とも伝えられる仁王像があります。
この山門から鐘楼門へは約260段の石段が続きます。

境内には町の天然記念物に指定されている枝垂銀杏や大杉があり、これも見所の一つです。
11月中旬からは紅葉も色付き見頃となります。

戦国時代(1600年頃)には、七条の城主である出羽守兼仲公(でわのかみ かねなか)が
千手観世音菩薩に「向一倍の力を授け給え」と祈願し、怪力を授かります。
その御礼に九輪の石塔と鏡餅を山の麓から背負い上げ奉納しました。
この伝説を後世まで語り継ぐため、千手観世音菩薩への奉納 力餅運びがはじまります。

江戸時代に大山寺が阿波藩主蜂須賀公の祈願所になると、代々の藩主は武運長久を願い、
家臣に大鏡餅を運ばせ、力を競わせました。

現在も毎年1月の第3日曜日に行われる大山観音初会式では、力自慢が鏡餅を担いで歩いた
距離を競います。
平成27年は幼児の部17㎏、小学生の部57㎏、女性の部70㎏、男性の部143㎏。
この大山さんの力餅の他にも柴燈大護摩供や火渡り修行、餅投げが行われます。

境内より徒歩約40分の奥之院の黒岩大権現堂には波切不動尊・黒岩大権現が
祀られており、行基菩薩や聖宝尊師も修行をしたといわれています。

寿永3年(1184年)には源義経も屋島合戦の際、鞍馬山の僧正坊と親交のあった奥之院の
黒岩山太郎坊に武運長久を祈願し、戦に勝利すると秘蔵の愛馬である薄雪を献納しました。
この故事により今でも牛馬守護の信仰が続いています。

他にも三宝荒神像や初音のつづみなどを寄進し、髪懸堂一宇を建立したといわれています。

三宝荒神像は弘法大師空海、聖宝理源大師、神変大菩薩(役行者)、愛染明王、聖天像と共に
文久3年(1863年)に再建された大師堂に、元仁元年に土御門上皇の祈願所になった際に奉納された
不動明王像は、本尊の千手観世音菩薩と共に本堂に安置されています。

江戸時代後期の天保2年(1831年)に発見された銅経筒には、平安時代末期、
大治元年(1126年)と刻銘されており、明治43年(1910年)に重要文化財になっています。

四国別格二十霊場の寺院

童学寺

【所在地】

〒 779-3232    名西郡 石井町 石井 城ノ内 65

【本尊(祭神)】

本尊(祭神) 薬師如来

【宗派】

宗派 高野山真言宗

開運厄除け、学業成就のお寺として広く知られています。

四国別格二十霊場2番札所であるとともに四国三十六不動尊霊場11番札所でも
あります。

飛鳥時代に行基菩薩によって創建されたと伝えられています。

弘法大師空海は7歳から15歳まで童学寺で書道や密教を学び、後に手習いの手
本として広まるいろは歌を作ったと言われ、童学寺(どうがくじ)の寺号の由来とな
りました。

大山寺

【所在地】

〒 771-1320    板野郡 上板町 神宅 大山 14-2

【本尊(祭神)】

本尊(祭神) 千手観世音菩薩

【宗派】

宗派 真言宗醍醐派

四国別格二十霊場の第1番札所であり、四国三十六不動尊霊場の第1番札所でもある徳島県板野郡
上板町の大山寺(たいさんじ)。

西範僧都(せいはんぞうず)による開基で、創建年は500年前後、阿波で最初の仏法道場とされており、
本尊の千手観世音菩薩は縁結びと開運に霊験あらたかであると伝えられています。

平安時代前期に大山寺を訪れた弘法大師空海は伽藍を整備し、恩師である恵果和尚より授かった
千手観世音菩薩を本尊として奉安、密教道場に適した場所であるとして山号を仏王山に、
印度の須弥山にちなんで大山寺、としました。

大瀧寺

【所在地】

〒 779-3638    美馬市 脇町 西大谷 674

【本尊(祭神)】

本尊(祭神) 西照大権現

【宗派】

宗派 真言宗御室派

慈眼寺

【所在地】

〒 771-4505    勝浦郡 上勝町 正木

【本尊(祭神)】

本尊(祭神) 十一面観世音菩薩

【宗派】

宗派 高野山真言宗

八坂寺

【所在地】

〒 775-0101    海部郡 海陽町 浅川 中相 15

【本尊(祭神)】

本尊(祭神) 弘法大師

【宗派】

宗派 高野山真言宗

【備考】

備考 鯖大師本坊

大善寺

【所在地】

〒 785-0009    須崎市 西町 1-2-1

【本尊(祭神)】

本尊(祭神) 弘法大師

【宗派】

宗派 高野山真言宗

福寿寺

【所在地】

〒 798-0036    宇和島市 天神町 1-1

【本尊(祭神)】

本尊(祭神) 十一面観世音菩薩

【宗派】

宗派 高野山真言宗

【備考】

備考 龍光院

出石寺

【所在地】

〒 799-3462    大洲市 豊茂乙 1

【本尊(祭神)】

本尊(祭神) 千手観世音菩薩

【宗派】

宗派 真言宗御室派

永徳寺

【所在地】

〒 795-0064    大洲市 東大洲 188 十夜ヶ橋

【本尊(祭神)】

本尊(祭神) 弥勒菩薩

【宗派】

宗派 高野山真言宗

【備考】

備考 十夜ヶ橋

徳盛寺

【所在地】

〒 791-1134    松山市 恵原町 38

【本尊(祭神)】

本尊(祭神) 地蔵菩薩 文珠菩薩

【宗派】

宗派 真言宗醍醐派

【備考】

備考 文殊院

西山興隆寺

【所在地】

〒 791-0505    西条市 丹原町 古田 1657

【本尊(祭神)】

本尊(祭神) 千手観世音菩薩

【宗派】

宗派 真言宗醍醐派

生善寺

【所在地】

〒 791-0503    西条市 丹原町 今井

【本尊(祭神)】

本尊(祭神) 延命地蔵菩薩

【宗派】

宗派 高野山真言宗

【備考】

備考 生木地蔵

延命寺

【所在地】

〒 799-0711    四国中央市 土居町 土居 895

【本尊(祭神)】

本尊(祭神) 地蔵菩薩

【宗派】

宗派 真言宗御室派

仙龍寺

【所在地】

〒 799-0301    四国中央市 新宮町 馬立

【本尊(祭神)】

本尊(祭神) 弘法大師

【宗派】

宗派 真言宗大覚寺派

常福寺

【所在地】

〒 799-0127    四国中央市 川滝町 下山 1894

【本尊(祭神)】

本尊(祭神) 延命地蔵菩薩 非核不動尊

【宗派】

宗派 高野山真言宗

【備考】

備考 椿堂