延命寺

第54番延命寺(えんめいじ)

【山号】

近見山 (ちかみざん)

【院号】

宝鐘院 (ほうしょういん)

【寺号】

延命寺

【札所番号】

第54番

【開基】

行基菩薩

【駐車場】

3台有料

【宿坊等】

無し

【本尊(祭神)】

不動明王

【ご詠歌】

くもりなき鏡の縁とながむれば残さず影をうつすものかな

【ご真言】

のうまく さんまんだ ばざら だん せんだ まかろしゃだ そわたや うんたらた かんまん

【宗派】

真言宗豊山派

【所在地】

〒794-0081  愛媛県今治市阿方甲636

【電話番号】

0898-22-5696

松山市を抜けて今治市に入ります。
つぶら椎の巨木やあせびやつつじが多く植栽される花の寺として知られます。

延命寺の創建は奈良時代の養老4年(720年)。
聖武天皇の勅願により行基菩薩が本尊・不動明王を刻み、
近見山頂一帯に堂宇を建立しました。

後の弘仁年間(810年-824年)に嵯峨天皇の勅命により
弘法大師空海が信仰と学問の中心道場「不動院 圓明寺」として再興しますが、
明治頃まで第53番 圓明寺と混同されることが多かったため、
俗称であった「延命寺」に改名されます。

火災による焼失と再興を繰り返し、享保12年(1727年)に
現在地の近見山麓に移ります。

本尊は宝冠をかぶった珍しい不動明王像で、
再三の火災に遭ったにも関わらず、難を逃れていたことから
火伏せ不動尊と呼ばれています。

境内には江戸時代の阿方村(旧乃万村)の庄屋 越智孫兵衛通勝の供養塔があります。
越智孫兵衛は重税に苦しむ農民の困窮を救い、
享保の大飢饉でも餓死者を出さなかったと伝えられています。

今治市指定有形文化財に宝永元年(1704年)に鋳造された梵鐘があります。

奥の院にかつて近見山頂にあったとされる圓明寺があります。
現在は延命寺境内の薬師堂に移されています。

▼次の55番札所 南光坊 までは約3.4km

参拝記録

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