栄福寺

第57番栄福寺(えいふくじ)

【山号】

府頭山 (ふとうざん)

【院号】

無量寿院 (むりょうじゅいん)

【寺号】

栄福寺

【札所番号】

第57番

【開基】

弘法大師

【駐車場】

1台有料

【宿坊等】

無し

【本尊(祭神)】

阿弥陀如来

【ご詠歌】

この世には弓矢を守る八幡なり来世は人を救う弥陀仏

【ご真言】

おん あみりた ていせい から うん

【宗派】

高野山真言宗

【所在地】

〒794-0114  愛媛県越智郡玉川町大字八幡甲2

【電話番号】

0898-55-2432

神仏混合の歴史を持ち、伝統を大事にしながらも現代的なお寺です。
2015年に公開された映画、伊藤淳史さん主演のボクは坊さん。
はこちらの栄福寺 住職の白川 密成さんの随筆作品が元になっています。

創建年は弘仁年間(810年-824年)、弘法大師空海がこの地に訪れた際に
府頭山山頂で海神供養を修し、海上安全を祈願すると
満願日に海上に阿弥陀如来が現れました。

その阿弥陀如来を本尊に、府頭山頂に堂宇を建立したのが
栄福寺のはじまりだといわれています。

貞観元年(859年)、大和・大安寺の行教上人は大分県 宇佐八幡の分社を
京都・山城に男山八幡(石清水八幡)を創建するために
瀬戸内海を航行していましたが、嵐に遭い、この地に漂着します。

府頭山と京都・山城の男山と似ていたこと、本尊の阿弥陀如来は
八幡大菩薩の本地仏であることから府頭山に勝岡八幡宮が創建され、
伊予の石清水八幡宮と呼ばれました。

後の明治の神仏分離令で栄福寺は現在地に移転し、
それぞれが独立する形になりました。

本堂縁の箱車は、昭和8年にお参りにきた
足の不自由な15歳のお遍路さんが乗っていた箱車です。
連れていた犬に箱車を引っ張られて本堂から転倒した際に足が治り、
その御利益に感謝して松葉杖と箱車を奉納したといわれています。
以来、足腰守りのお寺としても信仰を集めます。

見所は山頂から移築された大師堂の十二支の動物の彫刻、
薬師堂、金毘羅堂、お願い地蔵、
八幡宮別当 栄福寺と記載された寛政12年(1800年)の納経帳など。

境内の中で一際目をひく建築家・白川在さん設計の演仏堂は、
仏教を考える場であり、寺務所や提案所、書庫としても使われています。

平成24年(2012年)には同じく白川在さん設計の桧間伐材を利用した
参拝者用トイレがグッドデザイン賞を受賞しています。

寺院の景観に溶け込む男・女・身体障害者用の3棟のトイレは
外壁に柿渋を塗装した落ち着いた佇まいになっています。
巡礼の際にトイレは重要なのでありがたいですね。

栄福寺にはHP「山歌う」もありますので詳細な情報を知りたい方は
「栄福寺」で検索してみてくださいね。

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参拝記録

栄福寺