十三仏とは地獄を統べる十王とその後の審理を司る三王のことを指す。
一般的に十王信仰、十三仏信仰と呼ばれている。

不動明王(秦広王)
釈迦如来(初江王)
文殊菩薩(宋帝王)
普賢菩薩(五官王)
地蔵菩薩(閻魔王)
弥勒菩薩(変成王)
薬師如来(泰山王)
観世音菩薩(平等王)
勢至菩薩(都市王)
阿弥陀如来(五道転輪王)
阿しゅく如来(蓮華王)
大日如来(祇園王)
虚空蔵菩薩(法界王)

十二支信仰に基づいて創設された霊場。
十二支の守り本尊として仏教の仏が鎮座する。

子(千手観世音菩薩)
丑・寅(虚空蔵菩薩)
卯(文殊師利菩薩)
辰・巳(普賢菩薩)
午(勢至菩薩)
未・申(大日如来)
酉(不動明王)
戌・亥(阿弥陀如来)

十二支めぐりとも言う。

七福神信仰に基づいて創設された霊場。七福神は神仏の枠に囚われない神仏習合からなる日本固有の信仰。恵比寿 大黒天 毘沙門天 弁才天 福禄寿 寿老人 布袋 一般的に七福神めぐりとも言う。